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〜一時は輝けるも、華々しく散っていった戦友たちへの鎮魂歌〜
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コンサートマスター。一種独特の職業であり、その背負った責任の大きさに気付いたとき、いままでタラタラ遊んできたことに苛立ちを隠せない。
2005年1月15日
練馬文化センター大ホール
トリアノンフィルハーモニー管弦楽団
CONCERT2005
指揮: 三原隆正
ベートーベン: 交響曲第2番/1st
だれだーこんな曲を選んだ奴は。お仕置きとしてコンマスの刑!
とゆーことでゴリ氏にコンマス。
とゆーかゴリ氏にロマンティックのコンマスをやれとか言われて、うへぇ等と思っていたが、ベートーベンをなめてはいかんぜよ的に難しいのがこの曲。
もう二度とやらん。
ブルックナー: 交響曲第4番「ロマンティック」/コンマス
初コンマス。
以前に書いたとおり、(1)長い(2)うるさい(3)美しくない、の三拍子が揃った曲は好きになれず、代表格としてマーラー、ブルックナーなんかが挙げられるって書いた。まさかその代表格の曲が初コンマスとはおかしなモノで、まず曲を好きになるまで大変だった。
しかしながらこの曲、ぶわーっと桶全体が盛り上げていく序奏とテーマ、第四楽章最後終わるまでずーっと続く緊張感、最後の最後で泣かせるホルンソロ等素直に感動した。もちろんどんなに頑張っても金管に掻き消され、些細なところが激ムズでしかもハダカだったり等不満は挙げればきりがない。
が、それに余る程の終わった後の感動は久しぶり、というか初めて味わうモノであった。
演奏としては、未熟で改善点を挙げればきりがない。そもそもメンバーが土壇場まで集まらず、ドーピングしまくりで演奏会へ臨んだこと、曲への共感、桶への共感が絶対的に不足していたこと・・・色々ある。
それでも前回の演奏会からメンバーを一新して臨んだ今回、あたかももう一度第一回演奏会を開いているような感覚にもなってしまったが、新しいメンバーでこの大曲を仕上げた事。これは物凄い収穫だったんではないかと思う。
学生時代には為し得なかった大曲。これを完成させた。これは大きい。ヴァイオリンパートはズタボロだったが何とかギリギリのところで形になったし、個人的には本番が一番バッチリ弾けたということで、次回に繋がる演奏会であった。
総評:
現実を見れば、ちょっと選曲に無理があったと言わざるを得ない。
「できない」と思える大曲とてやってみれば何とかなる。と言う主張も分からないでもないが、状況を把握してみれば練習に出席しない団員が多い中での大曲には元々無理がある。大曲だから出席しない、という論理ではないが、各々が練習をあまりしない(出来ない)状態では、出来るだけ貯金が使える選曲が結果良いのではないかと思う。今回の結果だけを見れば、の話だが。
次回へ繋げる、と言うことであればまたそれは別。今回のように大曲を仕上げることで自信に繋がる。これは大きい。
2005年3月15日
大田区民ホール「アプリコ」
フロイデシンフォニーオーケストラ
第19回定期演奏会
指揮: 渡辺 泰
ワーグナー: マイスタージンガー前奏曲/2nd
この曲はぜったいにセカンド。おいしいから。音の洪水に埋もれて、そのままにして欲しいくらい大好きな曲の一つである。
珍しくセコトツの黒幕が桶とずれて弾いているのを見て、あぁやっぱりココの桶の人も人の子なんだなぁ、などと。
ストラヴィンスキー: 組曲「プルチネルラ」/2nd
各弦楽器ソリストの妙技を楽しみつつも、桶はけっこう難しくてヤバめ。
ストラヴィンスキーのその前衛的な曲調とバロックのコラボ。かな。
コンバスのソロぐらいしか覚えてにゃい。
ショスタコーヴィッチ: 交響曲第5番/2nd(てゆーか3rd)
運動会のような、或いは少年律動体操のような、苦しくっても笑顔で全力疾走。
終わった後も爽やかな微笑みを漂わせつつ息切れもせずに「将軍様まんせー賛歌(みたいなやつ)」をリリカルに歌い上げる。そんな人間の物理的限界を超越させた、あたかもガンダムにおける強化人間フォウ・ムラサメ或いはロザミア・バダムのような曲。
と言われてもさっぱり分からんとは思われるが、ヴァイオリンパートにとって最もおいしいのが第三楽章の所謂3rdヴァイオリンといわれるパートである。第三楽章冒頭部から延々とおいしい旋律を担当し、狂気錯乱状態の哀歌又は悲歌において唯一あたたかい、つーかまともな血の流れた人の心を歌っているパートだと思う。
総評:
石立鉄男そっくりの常任指揮者米さん(米崎栄和氏)が、ブザンソン国際指揮者コンクールでグランプリ無しの最高位を取っちゃったもんだから、外部から指揮者を呼んでお試ししてみたのが今回の実情では、と思う。
イマイチ?
2005年5月15日
新宿文化センター 大ホール
法政大学交響楽団(エキストラ)
第113回定期演奏会
指揮: 新通 英洋
ベートーヴェン: エグモント序曲(降り番)
ビゼー: 「アルルの女」より第2組曲(降り番)
ラフマニノフ: 交響曲第2番ホ短調/2nd
何故かまたもや呼ばれてしまったぞエキストラに。
第109回定期演奏会を最後にご無沙汰だったのに。そもそも俺の名前を知っている奴は、もう流石に居ないはずだと思っていたが。奇特だね。
現在の法政オケは、練習場所を失い、団員もピークから比べれば非常に少なく等々様々な苦境に立たされつつも、演奏技術的に優秀な団員を抱えなかなかに頑張っている。特にヴァイオリンパートは豊作で、最早エキストラとはドーピング剤ではなく増量剤と化している。そんな弦だけに、我々の代で苦労したラフマニノフの交響曲も、きっちり形に仕上げてきているのである。やるじゃない。
といことで増量剤に徹しました。
2005年10月23日
大田区民ホール「アプリコ」
フロイデシンフォニーオーケストラ
第20回定期演奏会
指揮:加藤 晃
ヴァイオリン:山本 友重
ウエーバー:歌劇「オベロン」序曲/1st
いつだかNHKの衛生でベルリンフィルの「オベロン序曲」をやっていたとき、確かコンサーートマスターのGuy Braunsteinのデビュー公演かなんかで、そりゃあもう、楽しげにもりもり弾きまくっていました。どうみても映画「007」シリーズで「私を愛したスパイ」と「ムーンレイカー」にジョーズ役で出ていたこの男リチャード・キールそっくりではないかと思う今日この頃。ちなみにフィギュアも出てる(似てねえ)。
と、本題とは全くカンケー無いのだが、そりゃあもうさらっと弾きこなす冒頭部の速いパッセージ。難所だとはこれっぽちも感じさせずに。これに最後まで苦労することになるとは。
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲/1st
意外と、ホント意外だったのがソロ聴いている余裕があまりなかったこと。
ブルッフなんて結構ソロを堪能しつつ伴奏付ける、なんて事もできたのに何故か。
仕上がりのCDを聴いてみれば、結構山本先生すっ飛ばしまくってたけどね(爆。
あのやらかいトーンと歌い回しはやっぱりメンコンに向いていると思われ。
ブラームス:交響曲第3番/1st
「オベロン序曲」のあおりを食ったのがブラ3。何か最後まで消化不良のまま来てしまったような気がする。のっけからハイテンションで始まり、ローテンションで終わる。全く持ってよくわからんが、交響曲として非常に不完全ちゅーか、良いメロディとどーでもよいメロディとの落差が激しく(普通なら複雑な管弦楽法で誤魔化す)、まるで気分とインスピレーションにムラがあったのではないかと思うのであるよ。
加藤先生が、「この曲は交響曲になりきれず室内楽的」と仰っていたのも非常に新鮮な解釈であったが、ひとつのメロディを拡大解釈していく際に、ブラームスがどうやって作曲していったかは知らないけれど、何となくパワー不足というか、イマイチ乗り切れなかったのではないか、だからこそ手癖のようなフレーズがあちこちで散見されるのである。と見た。
(要約:え〜練習してなかったので大して弾けませんでした)
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